大阪・関西万博 2025

京都ブース「文化」テーマへの選出

京の伝統芸能と響き合う、白檀の幽玄なる世界 唯一の「香り」ブランドとして、京都の伝統文化を未来へ紡ぐ

取り組みの背景・歩み

2025年、世界中から多様な価値が集う「大阪・関西万博」。ByakuLLCは、関西パビリオン 京都ブースの「文化」テーマ期間において、唯一の香りブランドとして選出されました。「脈々と受け継がれる京の芸能文化」を体感する週において、京舞妓、能、謡といった伝統芸能と肩を並べ、Byakuが提唱する「香りの文化」を披露する機会に恵まれました。

この挑戦は、私がかつて熱を込めて語っていた「いつか万博の舞台に立ちたい」という言葉を、大切な友人が覚えていてくれ、繋いでくれた稀有なご縁から始まりました。夢にまで見た大舞台への第一歩は、人の想いが織りなす「縁」によって踏み出されたのです。

科学と神秘の融合「日本育ちの白檀」

本出展では、Byakuが大切にする「素材へのこだわり」と、京都の知の集積を象徴する特別な展示を実現しました。

日本初の白檀栽培の軌跡と共創

本来、日本では自生しない白檀。しかし、京都府立植物園の長年の研究により、温室での栽培に成功した貴重な「日本育ちの白檀」が存在します。今回は同園の全面協力のもと、普段は目にすることのできない白檀の枝を特別に提供いただき、その生命力を間近で感じる展示を行いました。

「幽玄」を五感で味わう空間デザイン

会場では、伝統芸能の奥深さを象徴する「幽玄」をテーマに世界観を構築。喧騒から切り離された静寂の中で、訪れる人々が白檀の香りに包まれ、ふと呼吸を深める。国境や世代を越え、多くの方々が見せた「穏やかな表情」は、香りが持つ「言葉を超えた対話」の力を私たちに再認識させてくれました。

万博の記憶を、次なる創造の原動力に

万博という限られた時間の中で、私たちのブースにお立ち寄りいただいた皆様の「ええ顔(笑顔)」は、閉幕から時間が経った今も、私たちの心の中に鮮明に刻まれています。この経験を糧に、Byakuはこれからも「香りのOBM」を通じて、以下の価値を創造し続けます。

伝統と革新の橋渡し

伝統芸能の文脈に現代の感性を加え、新たな文化価値を世界へ発信

官民連携による素材探求

京都府立植物園のような公的機関との共創を深め、希少な素材の可能性を追求

心に届く空間演出

万博で培った「一瞬で心を整える空間づくり」を、宿泊施設やオフィス等の法人様へ提供

ByakuLLC 代表 櫻井 勲

「万博に出たい」という一言が、多くの仲間の手を経て、夢に見た大舞台へと繋がりました。限られた時間の中で、私たちの香りに足を止めてくださった皆さまへ、心より「おおきに」の感謝を込めて。あの時いただいたエネルギーを糧に、これからも白檀の魅力を編み続け、皆さまの日常に心地よい起承転結をお届けしてまいります。

おおきにです